
三番目の星で王子さまは「呑み助」に出会います。なぜ酒を呑むのかと聞かれて、酒を呑むのが恥ずかしいので、恥ずかしさを忘れるために酒を呑むという、哀しいユーモア。この悪循環から救ってくれる人がいない(と思いこんでいる)のです。そんな自分で自分を「傷つけて」いるのも大人の姿・・・。「とってもおかしいんだなあ」と、王子さまは旅を続けながら考えています。うぬぼれることも出来なくなった孤独に陥った大人は、こんな風に出口のない自虐的姿に陥っていくのでしょう。
孤独な飛行士サン=テグジュペリ自身も、孤独感に耐えられず、アルコールに手を出し、そして、同じようにアルコール漬けになってしまった彼の妻コンスエロのことで悩んだと言います(王子さまの星のあのバラの花も、コンスエロだと言われるていますね)。でも、そんな悲しい自分の姿も「とってもおかしいんだなあ」と、もし本当につぶやけたら・・・、ここにも王子さまは希望を残してくれています。そのとき、わたしも、王子さまと一緒に、旅をし続けるのですから。
レポート;大和牧師様


その場しのぎで、お酒を呑まないようにしたいと思います。反省。