星の王子様 朗読&ダンスパフォーマンス

.....クリスマスの夜、目には見えないきらきらと輝く贈り物をあなたに。

12月21日〜23日開催イベント「The Little Prince」のblog

2005年11月01日

星の王子様朗読 〜様々な星を巡る

『星の王子さま』10章以下を巡ってのノート
「おとなって、本当にへんなものだなあ」

星.jpg

 王子さまは自分の星とそこで愛していたバラの花をあとにして、六つの星を巡って、最後に地球に降りていきます。その六つの星で、王子さまは六人の「おとな」に出会い、その度に「おとなって、本当にへんなものだなあ」とつぶやきます。ここで、いきなり地球に降り立つのではなく、何故、サン=テグジュペリは、王子さまとそれぞれ自分のことしか考えていない「おとな」たちとの出会いを描いたのでしょう?



かなりデフォルメされた「おとな」像、それは現実のわたしたちの「地球」の「おとな」ではなくて、六つの星という別世界の「おとな」という存在のようですが、でも、サン=テグジュペリは、16章で「地球は、そうやたらにある星とは違います。そこには、百十一人の王さま(もちろん、黒人の王さまもいれて)、七千人の地理学者と、九十万人の実業屋と、七百五十万人の呑んだくれと、三億一千百万人のうぬぼれ、つまり、かれこれ二十億人のおとなが住んでいるわけです」と書いているのです(岩波、内藤訳、90頁)。

 つまり、やっぱり、この変な「おとな」は、わたしたち自身にある姿なのだ、ということでしょう。

レポート;大和牧師様
posted by The Little Prince 出演者 at 09:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 「星の王子様」の世界を学ぼう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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